米州

アメリカ

当社は、米国メキシコ湾の浅海(200m以浅)と深海(200m以深)、およびテキサス陸上にて、生産・開発事業を行っています。また、2014年から米国大手電力会社NRG Energy, Inc.との合弁で、W.A. パリッシュ火力発電所の石炭火力発電プラントで排出される燃焼排ガスからCO2を回収し、老朽化した油田(テキサス州ウェスト・ランチ油田)にCO2を圧入・貯留することにより原油の増産を目指す「Petra Nova CCUSプロジェクト」に参画しています。

K2ほか海上各鉱区、Cooley(陸上)

比較的小規模の油ガス田開発が可能な米国メキシコ湾

米国メキシコ湾では1940年代より活発な探鉱・開発が行われており、多数の油・ガス田が発見されています。その結果、生産物を処理・輸送するためのインフラや、事業に関する法制などの整備も進んでおり、比較的小規模の油・ガス田の発見でも、既存の設備を低コストで活用することにより商業生産につなげることが可能となっています。

ヒューストンを拠点とした着実な事業展開

当社は、長年にわたり、米国メキシコ湾の浅海(200m以浅)と深海(200m以深)、およびテキサス陸上にて事業を行っています。

プロジェクト概要

K2ほか海上各鉱区、Cooley(陸上)生産

プロジェクト会社 JX Nippon Oil Exploration (U.S.A.) Ltd.
株主構成(出資比率) ENEOS Holdings USA Inc.
保有権益比率 11.6%-50.0%
パートナー Occidental Petroleum
Hilcorp Energy Company
Fieldwood Energy LLC
ほか
生産量(保有権益分) 約3,300 原油換算バレル/日(2019年平均)
  • 一部の鉱区におけるオペレーター

K2ほか海上各鉱区、Cooley(陸上)のプロジェクト経緯

2007年 Anadarko社よりK2油田の権益11.6%を取得
1990年以降 テキサス州陸上鉱区、メキシコ湾大陸棚域および深海域において、探鉱・開発・生産事業を展開

Petra Nova CCUSプロジェクト

原油の増産と温暖化対策を両立した先進的なプロジェクト

本プロジェクトは、老朽化した油田における原油生産量の増加と、石炭火力発電所から大気中に排出される温室効果ガス(CO2)の低減を同時に実現できる画期的なプロジェクトです。
また、本プロジェクトは、CO2の圧入により石油の増産を目指す取り組み(原油増進回収技術:CO2-EOR)の中でも、石炭火力発電所から排出されるガスを活用して商業化に導いた案件、という点で先進的なものです。

  • Enhanced Oil Recoveryの略

プロジェクト概要

Petra Nova CCUSプロジェクト生産

プロジェクト会社 JX Nippon Oil Exploration (EOR) Limited
株主構成※1
(出資比率〈普通株式〉)
JX石油開発(100%)
保有権益比率 50%※2
事業主体 Petra Nova Parish Holdings LLC※2
  1. ※1当該普通株式とは別に、JX Nippon Oil Exploration (EOR) Limitedが発行している優先株式を国際協力銀行が保有している。
  2. ※2JX Nippon Oil Exploration (EOR) Limitedと大手電力会社NRG Energy Inc.グループが、事業主体であるPetra Nova Parish Holdings LLCの持ち分をおのおの50%保有している。Petra Nova Parish Holdings LLC はその子会社を通じてウェスト・ランチ油田の権益を50%保有している(JX Nippon Oil Exploration (EOR) Limitedは同油田の権益を間接的に25%保有)。

プロジェクト経緯

2017年2月 CO2-EORによる原油生産開始
2016年12月 Carbon Capture System(CCS)設備が完成
2014年7月 プロジェクトへの参画