コンプライアンス

当社では、法令等に対する従業員の認識度・理解度の底上げを図るために、従業員によるセルフチェック、社内研修、「グループ理念」カードの配布などの対策を実施し、その推進に取り組んでいます。

コンプライアンスへの取り組み

ENEOSグループでは、コンプライアンスの基本方針として、役員および従業員等は、業務上のあらゆる場面において、常に法令等を順守し、「高い倫理観」を持って行動することを掲げています。JX石油開発グループは、ENEOSグループの主要な事業会社として、公正・公明な企業活動を徹底し、社会的信頼に応えるため、コンプライアンスを大前提として、石油・天然ガス開発事業を展開しています。
また、コンプライアンスを徹底するため、次のとおりコンプライアンス活動の基本原則を定めて、体系的かつ計画的に各種活動に取り組んでいます。

1.社長の表明

社長は、さまざまな機会を通じて、業務上のあらゆる場面において、常に法令等を順守し、これに違反する行為を一切行わず、コンプライアンスの徹底に責任を持って取り組む旨を社内外に表明しています。

2.適用法令等およびリスクの把握

業務に適用される最新の法令等を常に調査し、その内容を確認するとともに、それらに違反した場合のリスクを把握しています。

3.リスク把握に基づく社内規程類の整備・運用

コンプライアンスの実効性を確保するため、把握したリスクを踏まえ、これを適正に反映した社内規程類を整備し、運用しています。

4.自主点検

コンプライアンスの実現のため、毎年、本社および国内外の現業所の全部門の従業員等を対象に、業務全般について遵法状況の点検を行い、法令違反行為や懸念のある行為などの問題点の有無を確認しています。万一問題を発見した場合には、これを是正するための措置および再発防止策を講じています。

5.法令等にかかる教育および周知

定期的かつ継続的に各種のコンプライアンス研修を実施しています。事業に関する規制法令が制定された場合や社内規程類を制定した場合は、社内にそれらの内容を周知しています。

6.不正行為等があった場合の処分

役員または従業員等が不正行為などを行った場合は、法令または社内規程類に従い、その責任を明確にして厳正に処分します。

7.内部通報制度の整備・運用

法令等に違反する行為(または違反するおそれのある行為)を早期に発見・是正するため、社内外に従業員等を対象とした内部通報窓口(コンプライアンス・ホットライン)を設けています。通報内容については事実確認の調査を行い、違反の事実(または違反のおそれのある事実)を確認した場合には、速やかに是正措置と再発防止策を講じます。通報内容は、機密として厳重に管理します。通報者が、通報を理由に不利益な取り扱いを受けることはありません。

これらの活動・取り組みの結果については、役員および幹部従業員をメンバーとする社内のコンプライアンス委員会に報告し、さらなるコンプライアンス活動の推進に役立てています。