HSE(衛生・安全・環境)

環境への取り組み

環境保全の推進

「衛生・安全・環境方針」および「ENEOSグループ環境方針」に則り、環境関連法令を順守し、あらゆる事業活動において環境保全を推進しています。

環境法規則の順守および環境情報の開示

当社は、環境法規制、条例等の順守に努めるとともに、石油・天然ガス開発事業に関わる環境情報を、「ESGデータブック」に掲載し、積極的に開示しています。

環境データ

エネルギー使用量(原油換算)

  単位 2017年度 2018年度 2019年度
エネルギー使用量(原油換算) 万kl 16.0 16.3 17.3
燃料使用量(原油換算) 万kl 15.8 16.0 17.0
電力使用量 百万kWh 10.7 10.5 11.5

中条油業所「JX中条の森づくり活動」が、「新潟県治山林道協会長賞」「インフラメンテナンス大賞 優秀賞」を受賞

2019年、中条油業所で2011年から行っている森林保全ボランティア「JX中条の森づくり活動」が、治山事業の推進に寄与したとして新潟県治山林道協会より「新潟県治山林道協会長賞」を、また、「第3回インフラメンテナンス大賞※1」において農林水産省より「メンテナンスを支える活動部門 優秀賞」を受賞しました。

  1. ※1国土交通省、農林水産省など関係6省が主体となり、日本国内の社会資本のメンテナンス(以下「インフラメンテナンス」)に係る優れた取り組みや技術開発を表彰し、ベストプラクティスとして広く紹介することにより、わが国のインフラメンテンナスに関わる事業者・団体・研究者などの取り組みを促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的に実施されているものです。

ミリ事務所(マレーシア)「環境マネジメントシステム」が、「サラワク州首相環境賞 金賞」を受賞

表彰状と盾を手にする現地スタッフ

マレーシア・サラワク州政府が推進する環境保全活動において、当社ミリ事務所の環境マネジメントシステムの水準が評価され、2017年3月、「第7回サラワク州首相環境賞(2015年~2016年)」大規模企業石油ガス部門で金賞を受賞しました。当社は、同国をはじめとするすべての事業国において、今後も環境保全活動に注力していきます。

地球温暖化対策への取り組み

ENEOSグループは、地球温暖化対策のため、低炭素社会の形成を経営上の重要課題と位置付け、温室効果ガスであるCO2排出量の削減に取り組んでいます。当社は、本来大気中に排出されるはずのCO2を分離・回収し、地下への貯留を可能とするCCS/CCUS※2技術を推進しており、さらに、回収したCO2を原油生産増進に役立てるCO2-EOR技術を利用した事業を展開しています。

  1. ※2CCSはCarbon Capture and Storageの、CCUSはCarbon Capture, Utilization and Storageの略。排出されるCO2を分離・回収し、再度地下に貯留したり、新たな商品やエネルギー生成のために利用したりする技術です。

Petra Nova CCUSプロジェクト

当社は、2016年12月より、米国の大手電力会社NRG Energy, Inc.と合弁で、米国テキサス州ヒューストン南西部にあるW. A. パリッシュ石炭火力発電所に、同発電所の燃焼排ガスからCO2を回収する世界最大規模のプラントを建設し、回収したCO2を130km離れた同州のウェスト・ランチ油田の地下に圧入することで、原油の回収率を向上させ、さらに、圧入したCO2を地中に固定化するプロジェクトを行っています。

本プロジェクトは、老朽化した油田における原油生産量の飛躍的な増加と、石炭火力発電所から大気中に排出される温室効果ガス(CO2)の低減を、同時に実現できる画期的なプロジェクトです。石炭火力発電所から排出されるガスを活用して商業化に導く、という点で特に先進的なものです。生産開始後300万トン以上のCO2を回収し、油田の生産量も圧入前の300バレル/日から5,000バレル/日以上に増加しました。

CO2-EORプロセス
プロジェクト位置図
Carbon Capture System Site
  • Kansai Mitsubishi Carbon Dioxide Recovery Process : KM CDR Process™
  • Commercially applied since 1999.

CCUSプロジェクト実現に向けた共同スタディー

気候変動問題への対応を図るため、(米国)Petra Nova CCUSプロジェクトに続くCCUSプロジェクト実現に向けた活動として、以下の共同スタディーを進めています。