海外での取り組み

マレーシアでの取り組み

当社は、オペレーターとして事業を推進しているマレーシアにおいて、地域の民族的、宗教的多様性に配慮した社会貢献活動を行っています。また、日本とマレーシアの青少年交流への協力や、地域の文化・スポーツイベントの支援も行っています。

地域イベントへの貢献

当社は、毎年サラワク州で開催されている「ジャズフェスティバル」や「サラワクレガッタ大会」にスポンサーの1社として協賛し、地域社会における文化・スポーツの振興に一役買っています。

「サラワクレガッタ大会」の競技風景

民族的、宗教的多様性への配慮

マレーシアは、民族的、宗教的な多様性に富む国です。私たちは、こうした国情を踏まえた上で、現地の社員ボランティアを中心に、社会的弱者を対象にした支援活動を進めています。

ラマダン(断食月)に経済的に恵まれない家庭を慰問して、ムスリム(イスラム教徒)系福祉協会の活動を支援
ラマダン(断食月)に経済的に恵まれない家庭を慰問して、ムスリム(イスラム教徒)系福祉協会の活動を支援
ミリ総合病院を訪ね、入院中の子どもたちにクリスマスの贈り物をプレゼント

成城大学のインターンシップ制度への協力

次世代育成支援の観点から、2018年8月、2名のインターン生を受け入れました。約1週間の期間中、ENEOSと連携して、石油開発・LNG事業に関する講義を実施するとともに、マレーシア国営石油会社ペトロナスが運営する科学館「Petrosains」の見学などを行いました。また、外国人スタッフとの交流を通じて、多様な価値観・就労観を学ぶ機会も設けました。インターン生からは「貴重な知見を得ることができた上に、多様な価値観に触れることができました」との感想がありました。

インターン生2名(左から3人目、4人目が成城大学生)
ENEOSのクアラルンプール事務所副所長(左)による講義

マレーシアにおける石油開発事業30周年を記念して

2017年は、1987年にサラワク州SK10鉱区の生産分与契約(PSC)をマレーシア国営石油会社ペトロナスおよびペトロナス・チャリガリ社と締結してから30周年となる節目の年でした。
これを記念する行事の一環として、ミリ郊外のロング・レネイ国民学校への給水施設の寄贈、およびミリ赤新月社腎臓透析センターへの透析装置の寄贈を行いました。

ミリ郊外の小学校への給水施設寄贈
ミリ市内の病院への腎臓透析装置寄贈