JX石油開発 ホーム
JX Nippon Oil & Gas Exploration Corporation Recruiting website 2024
Job
職種紹介
社員紹介

経理
Accountant

Kenichi Watanabe
渡邉 健一

2015年入社
理工学研究科 開放環境科学専攻 修了

Career
現在までのキャリア

2006年04月 前職入社。主に原価管理や事業経理の業務に従事。
2015年04月 JX日鉱日石開発入社。経理部プロジェクト1グループに配属。主にタイ・ミャンマー地域のプロジェクト経理を担当。
2015年08月 インドネシア地域のプロジェクト担当に変更。プロジェクト会社及び関連するファイナンス会社の経理業務に従事。現在に至る。
  • 社名・部署名は当時の名称となっています。

One Day
一日の仕事の流れ

Interview
社員に聞くJX石油開発の仕事

Q. 1入社を決めた理由は

A. 1前職ではメーカーに新卒で入社し、原価管理や事業部経理の仕事に従事していました。そこで偶然、とある海外プロジェクトの一員に抜擢されました。プロジェクトにアサインされた経理は私一人。普段の業務では経理の中でも担当が細分化されているのに対し、そこでは経理関係のすべてを自分で進めなくてはなりません。しかしその大変さが逆に刺激的で面白く、同様の経験をもっと積める会社はないだろうかと転職活動を始めました。何社か検討した中でも、当社の事業は特に社会貢献度が高く、スケールが壮大であったことが入社の決め手となりました。

Q. 2現在の仕事の内容は

A. 2インドネシアにおけるプロジェクトの経理を担当しています。プロジェクト経理は財務・税務も兼任するため、私の仕事には決算や損益管理はもちろんのこと、資金繰りや現地税制に関連する問題なども含まれます。入社当初、慣れるまでは多様な業務を覚えるのに必死でした。とはいえ業務の幅を広げたくて転職したのですから、ある意味狙い通りといえます。予算編成の際は、損益へのインパクトはもちろんのこと、キャッシュフローを含む会社全体の財政状況を俯瞰できる立場から、わかり易く丁寧な説明やアドバイスをすること。それを常に意識しています。

Q. 3仕事の醍醐味は

A. 3プロジェクト経理は、いうなれば自らが担当するプロジェクトのCFOに近い立場。経理責任者として、仕事を成功に導くためのありとあらゆる業務遂行を求められます。ゆえに、専門性を鍛えながらも、結果としてジェネラリストとしての成長を期待できるのがこの仕事の最大の魅力です。海外との距離感が非常に近いのも特徴です。経理というとひたすら数字と向き合っているイメージがあるかもしれませんが、意外とそうでもありません。海外を含め社内外にいる多くの関係者とやりとりをしながら仕事を進めていく楽しさがあり、それもまた醍醐味の一つです。

Q. 4印象に残っている出来事は

A. 4入社の翌年、LNG拡張プロジェクトの最終投資判断という大きなイベントがあり、そのサポートに奔走しました。海上プラットフォームや液化設備の増設には数千億円規模の投資が必要となりますが、それを社内各部の担当者が力を合わせて何とか期限内に投資決定に漕ぎつけた過程がとても印象に残っています。私は関連するファイナンス会社の担当として、取締役会での決議や銀行との調整をする機会が多く、当時は慣れない契約書と必死に格闘していました。夜遅くにまとまったばかりの融資契約書を持って銀行へ急いだのは良い想い出です。

Q. 5仕事をする上で大切にしていることは

A. 5小さな疑問や気になることを、放置せずにきちんと調べることです。こうしたことはたいてい緊急を要さないため、締め切りとの兼ね合いで後回しになるときもあります。しかし可能な限りその場でクリアにするよう心掛けています。「なぜこの決まりがあるのだろう?」「契約のこの一行はどうして必要なのだろう?」など、いざ理由を紐解いてみると、そこに重大な事実が隠れていることもあります。そんな作業を重ねて、仕事の解像度を自分なりにあげていく。地道ではありますが、実はそれがプロフェッショナルへの一番の近道だと信じています。

Q. 6JX石油開発の魅力は

A. 6大きくは二つあります。一つは会社の規模が大きすぎない分、一人に任される仕事の範囲が広く、少数精鋭で優秀な社員が沢山在籍していること。そういった環境で仕事をしていると、おのずと自己研鑚への意欲も高まります。二つ目は海外との距離感の近さです。ほとんどのプロジェクトが海外で展開されているので、グローバルな舞台で仕事がしたいと考えている方にはとても魅力的な環境だと思います。私の場合、海外出張は現状一年に一回程度のペースですが、海外とのやりとりはほぼ毎日になるので、日本にいながらにして英語力も鍛えられています。

Q. 7JX石油開発で将来成し遂げたいことは

A. 7石油・天然ガス開発事業では、一般的な事業会社とは異なる特殊な会計処理や、プロジェクトを展開している国ごとに定められた特別な税制に関する知識が求められます。まずはそうした知識を個別に幅広く身に着けるのが目標です。将来的には他部署への異動も前向きに受け止めています。事業部の優秀な社員は経理にも詳しく、私自身も事業そのものに通じた経理パーソンになることを目指しているからです。そしていずれは会計、税務、財務に限らず、どのような課題にも的確に対応できる守備範囲の広さを身に着け、会社の利益に貢献していきたいと思っています。

Life
私の横顔

学生時代はアルバイトでお金を貯めてはバックパック一つでいろんな国を旅しました。ヨーロッパの国々を、宿も決めずに渡り歩いたのは良い思い出です。最近の休日は、趣味のバイクでもっぱら国内日帰り旅行。たまに子供を後ろに乗せて、二人旅に出ることもあります。未知の世界に踏み出していく喜びを若い時に味わえたことは、今の仕事のやり方にも大いに影響しています。結局は、好奇心が自分にとって最大の原動力なのかもしれません。