貯留層・生産技術者
Reservoir Engineer
瀬良田 礼志
2007年入社
工学府 地球資源システム工学専攻 修了
Career
現在までのキャリア
2007年04月 | アラビア石油に入社。 |
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2012年02月 | エンジニアリング会社へ出向。 |
2013年04月 | JX日鉱日石開発テクニカルサービス*へ転籍。カタールプロジェクトに従事。 |
2013年10月 | アブダビ石油へ出向。アブダビ鉱業所にて勤務。 |
2014年07月 | JX日鉱日石開発へ転籍。継続してアブダビ鉱業所にて勤務。現在に至る。 |
- JX石油開発の100%子会社。石油・天然ガスなどの探鉱および開発に係る技術および事業運営に関する支援業務を行っています。
- 社名・部署名は当時の名称となっています。
One Day
一日の仕事の流れ
出社
毎日報告される生産状況を確認。生産が思わしくない井戸には対応策を検討する。
リグ作業報告会議
24時間稼動しているリグ作業の報告を受ける。
昼食
特に決まった時間の昼休みではないので、交替で食事をとる。
社内打合せ
スタディの進捗と今後の方針を確認し、作業再開。
退社
作業結果の整理と明日の予定を確認し、退社。その後はスポーツでリフレッシュする。
Interview
社員に聞くJX石油開発の仕事
Q. 1入社を決めた理由は
A. 1石油開発業界を志望した理由を正直に言うと、大学入学の頃に親友に「石油王になろう」と言われたことがきっかけです。「石油=お金持ち」の単純な図式に夢を描いていました。新卒で入社した会社では、オフィスワーク(PCを用いた油層シミュレーション)を主としていましたが、JX石油開発ではフィールドワークが多く、石油開発の現場を肌で感じることができると考えています。
Q. 2現在の仕事の内容は
A. 2貯留層技術者として、資源を効率的に確保するために、地中の資源の流れを読む仕事をしています。日々絶え間なく行われている生産業務の管理と、貯留層工学スタディに基づいた生産挙動予測や開発計画の策定が主な業務です。具体的には物理探査や地質などの他の部門の担当者に、資源の埋蔵場所と量を確認し、目的とする生産量と生産年数のために掘削する井戸の本数や場所を検討し、開発につなげています。
Q. 3仕事の醍醐味は
A. 3生産管理の面では自分の施した施策の良し悪しが安定的な生産に直結し、スタディの面ではその結果が会社としての開発計画の基礎となり得るため、この仕事は短期的な安定操業と、長期的な安定生産に貢献していると言えます。また、地中のことは想像することしかできず、掘削した箇所しか直接的に確認することができないので、予想が当たれば嬉しく、外れてもその面白さや奥深さを感じることができます。
Q. 4印象に残っている出来事は
A. 4生産管理業務の一つとして、ある生産井のフローバック(井戸に溜まった水を排出する)作業に携わりました。実際に海上プラットフォームへ行き、実作業を担当する部署と連携し、様々な国籍の同僚間で密な連携を取りながら業務を無事に成し遂げました。作業自体は大きなものではなかったかもしれませんが、現場とオフィスの社員が一体となって仕事をしていることを強く実感できた案件でした。
Q. 5仕事をする上で大切にしていることは
A. 5一人で仕事をしているのではなく、多くの人々が関わっているということを忘れないようにしています。実は、アブダビ鉱業所では日本人社員が多く勤務しているということもあり、打合せも日本語のみで事足りてしまう場合が多々あります。そのため、外国籍のスタッフにも情報共有が円滑に行われるよう、彼らと積極的にコミュニケーションを取ることを意識しています。周囲との協調が「良い仕事」の鍵です。
Q. 6JX石油開発の魅力は
A. 6業務内容とは少し離れた話題となってしまいますが、JXTGグループのバスケットボールチーム「JX-ENEOSサンフラワーズ」がとても好きです。私自身大学でバスケ部に入っていたこともあり、日本トップの選手達と間近に触れ合うことができるのは、バスケ好きとしてはたまらない環境です。リーグ優勝した際の祝賀会も会社を挙げて盛大に行われます。
Q. 7JX石油開発で将来成し遂げたいことは
A. 7プロジェクトは、様々な専門性を持ったプロフェッショナル達とともに進めます。その中で、貯留層技術者は石油開発フローのちょうど中間点にあたる部分に携わる職種なので、知識のみではなく他の部門と円滑に連携を取るためのコミュニケーション能力も求められます。様々なスキルと経験を身につけ、私も資源の安定供給を担うプロフェッショナルの一員となりたいと思っています。
Life
私の横顔
アブダビは想像以上に住環境が良く、社内のスポーツ施設も充実しているため、こちらに来てから本格的にテニスとフットサルを始めました。身体を動かすことが好きなので、インドやパキスタン出身の社員とスポーツで交流を図ったり、ときには駐在員のお子さん達と一緒になってバスケットボールに興じることもあります。仲間たちと親睦を深める良い場です。
※2016年3月1日現在
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