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事業・管理系社員のキャリア
Career Path

Hiroki Yoshida
吉田 宏樹

1993年入社
法学部 公法学科 卒業

私の横顔

大学生時代、学校が長期休みの時期には世界各地を飛び回っていました。特に印象深いのは、ブラジルを訪れたときのことです。現地でオーストラリア人のジャーナリストと仲良くなり、リオのカーニバルの舞台裏を垣間見る機会を得ました。間近に体感した祭りの熱気と高揚感は、20年を経た今でも忘れることができません。

Career
現在までのキャリア

※社名・部署名は当時の名称となっています

1997

入社5年目で挑んだマレーシアプロジェクト。
経験以上に武器になったのは「ねばり強い心」。

新日本石油開発での最初の勤務として、マレーシアにおけるガス田開発プロジェクトに携わりました。当時はアジア経済危機の影響でマーケットが非常に厳しい状況におかれていたこともあり、プロジェクトの立ち上げが困難な状況の中で、連日連夜マーケット部隊の社員たちと打合せを繰り返していました。壁にぶつかる度に解決策を検討し、行動に移すという地道な業務の繰り返しでしたが、社内の風通しの良さもあり、自分の意見が会社の意志決定に直結していくことを実感。2002年に別プロジェクトの担当になったので、残念ながら2003年の生産開始を見届けることはできませんでしたが、自分の「ねばり強さ」が発揮された仕事だったように思います。その後の海外勤務に自信を深めることができたプロジェクトでした。

Topic

東京に勤務していた頃、クアラルンプールの事務所とのやり取りで、まさに「出入り禁止」とも言えるほどのやり取りになったことがありました。言葉の使い方一つにも配慮が必要なのだということを身をもって学んだ苦い経験です。

Past 1
2004

新設のポジションへ着任。
マニュアル無し・前例無しの任務に奮闘。

ベトナムプロジェクトは探鉱・開発・生産すべてが同時並行で進行しておりましたが、石油や天然ガスは、生産を続けていれば枯渇は避けられず、手をこまねいていれば、いずれプロジェクトのみならず知見を持った現地スタッフを含めて、組織を縮小せざるを得なくなります。私は赴任早々追加開発プロジェクトと事業拡張の任務にあたりました。「事業拡張担当」は当時新設されたポジションということもあり、私が初めての着任者で、決められた仕事内容や手順、そして指示や指導などもちろん何もなく、当初は何をすれば良いのか途方に暮れていました。しかし、自分の任務を果たすためには何が必要なのかを考え続け、現場をあちこち飛び回って試行錯誤したことは、今日の私の礎とも言える経験となりました。

Topic

ベトナムの現地スタッフ達がよく言っていたことに、「家族のため、自分のために仕事を頑張る」という言葉があります。ベトナムにおいてより良い条件を求めて転職、引き抜きはよくあることですが、当社ベトナム事務所は、仕事の目的意識を全員で共有すること、成果を分かち合う土壌があり、また、事務所が家族的な雰囲気に満ちていたこともあって離職者は少なかったです。他の海外拠点においても同じ環境を作りたいと思った次第です。

Past 2
2015

一段高い視座で複数のプロジェクトを管理。
痛感したのは「基本のキ」の重要性。

4年間のアブダビでの勤務を終えて、東京の本社に帰ってきました。現在はUAEとカタールで行われている3プロジェクトの事業管理を担当しています。プロジェクトの歴史・背景や参画企業によってそれぞれ特色の異なる各プロジェクトの中で、刻々と変化する自分の役割・立ち位置を常に意識し、プロジェクトの価値を最大化するために戦略の策定を行うのが使命。主に、アブダビで行われている2つのプロジェクトに注力していますが、開発プロジェクトは各社の協働で行うため、各方面と折衝を重ねながら仕事を進めなければならないのが最も難しいところです。相手のニーズを知り、それを理解した上で自分の意見を主張する。ビジネスの基本ではありますが、改めてその重要性を痛感する毎日です。

Topic

密かに考えていることは、複数のプロジェクトを横断させて「もっと面白いプロジェクト」ができないかな、ということ。各地で別個で動いているプロジェクトを俯瞰的に見て、そのシナジーに夢を馳せることが、日本で仕事をしているからこその楽しみです。

Now
Future

一朝一夕の成功はない。
だからこそ、若手に多くの達成感を得て欲しい。

今は、JX石油開発の社員たちが脈々と繋いできたバトンを次世代に託すため、一つでも多くの新規プロジェクトを立ち上げることを目標としています。油田・ガス田の開発は、探索から開発、そして生産開始にこぎ着けるまでには数年・十数年の月日が必要です。また、すべてのプロジェクトが日の目を見ることができるわけでもなく、近年では、大規模な新規プロジェクトの立ち上げに苦戦している実情もあります。そのため、中堅社員ですら、「生産開始」の達成感を味わっていない者も少なくありません。それぞれの知恵を出し合い一丸となってプロジェクトを進め、一人でも多くの社員に成功の喜びを味わってもらう。それが、ひいては会社の成長に大きく寄与していくと考えています。

Advice

仕事は、未知の困難の連続です。常識のみではなく、ときには突拍子もないアイデアが活きることもあります。そして、そんなアイデアは、ソファでくつろいでいたり散歩をしたりといったように、思わぬときに頭に舞い降りてくるものです。心に余裕を持った生活をしてください。

Future