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Job
職種紹介
社員紹介

地質技術者
Geologist

Kazunobu Terabe
寺部 和伸

2008年入社
自然科学研究科 自然構造科学専攻 修了

Career
現在までのキャリア

2008年04月 アラビア石油に入社。
2013年04月 JX日鉱日石開発テクニカルサービスへ転籍。
JX日鉱日石開発・技術部地質技術グループにて勤務。
2013年10月 ミリ事務所(マレーシア)へ赴任。
2014年07月 JX日鉱日石開発へ移籍。継続してミリ事業所にて勤務。現在に至る。
  • JX石油開発の100%子会社。石油・天然ガスなどの探鉱および開発に係る技術および事業運営に関する支援業務を行っています。
  • 社名・部署名は当時の名称となっています。

One Day
一日の仕事の流れ

Interview
社員に聞くJX石油開発の仕事

Q. 1入社を決めた理由は

A. 1石油業界はもとより、進学や博物館の学芸員など様々な業種や進路を考えていましたが、やはり「好きなことを仕事にしたい」という思いがありました。最終的に石油業界への就職を決めたのは、規模の大きな仕事に携わることで、地質という自分の専攻を活かした仕事をしながらも、さらに自己成長することができるかもしれないという期待があったからです。

Q. 2現在の仕事の内容は

A. 2既存の生産鉱区の生産性を最大化するために、周辺鉱区の追加開発計画を作成しています。井戸データや地震探査データを用いた地質モデルの作成と地質評価を行い、砂の分布や地質構造から石油や天然ガスの埋蔵量を予測するのが主な業務です。また、掘削開始予定の鉱区に対し、物理検層やコア分析などのデータ取得の準備のため、協力会社の選定や、掘削プランや使用機器を決定するための折衝、契約書作成などを行います。

Q. 3仕事の醍醐味は

A. 3海外のオペレーター事務所ということもあり、仕事の内容がスタディから契約・予算管理・開発計画作成に至るまで、実に多岐にわたっています。時には協力会社や国営の石油会社への技術説明も行うため、掘削や生産、施設など様々な担当者と協力しながらプロジェクトを進める必要があります。知識・意見を交換しながら、プロジェクトの成果を間近に実感できるのは、海外現業所ならではの醍醐味です。

Q. 4印象に残っている出来事は

A. 4ボルネオ島のジャングルで大規模ガス田の発見を目指して掘削した試掘井です。当時暮らしていたリグでは大量の巨大カブトムシが夜な夜な飛び回り、朝起きると昆虫マニアもびっくりの地面いっぱいのカブトムシが。クロコダイルが目撃されたという川が氾濫し、水位が引くまで全員退避という災難にも遭いました。風土病に大騒ぎしたり、食堂に幽霊が出て祈祷師を呼んだことも。現地の自然や文化を堪能させてもらいました。

Q. 5仕事をする上で大切にしていることは

A. 5「健康第一」とストレスコントロール。やはり、海外の慣れない環境での仕事は身体が資本です。私の所属するミリ事務所は若いナショナルスタッフが多く在籍していますが、言葉や文化の違いもあり、日本人を相手にする感覚では思うように仕事が進みません。精神的・身体的に厳しい環境での仕事もあるので、休日は身体を動かしたり、物事を考え込み過ぎないようにして自分の心と身体を管理しています。

Q. 6JX石油開発の魅力は

A. 6世界を股にかけた事業を展開しているので、普段決して送れない非日常生活を送れることです。現在私が生活しているミリの街のように、普通に生活をしていたらまず訪れることのない地域の文化を間近で見ることができます。360度水平線を見ながらの海上リグ生活、ジャングルクルーズ、ヘリ通勤、潜水脱出訓練など……日本では考えられない毎日。公私ともに刺激的な日常を送っています。

Q. 7JX石油開発で将来成し遂げたいことは

A. 7趣味の化石採集に通じるところがありますが、私にとって探鉱は「宝探し」そのものです。しかし、宝探しと異なるのは、運良く石油や天然ガスを見つけても商業量に見合うと評価されて開発・生産まで辿り着けるプロジェクトは非常に限られた数しかないということです。いつか自分が関わった探鉱鉱区を、試掘・評価・開発・生産そして出荷まで可能になるようなプロジェクトにできればと思います。

Life
私の横顔

小学生の頃に訪れた「化石発掘体験」での経験が、化石と地質へ興味を持つきっかけとなりました。自然科学を専攻していた大学生時代は、春から秋にかけて北海道や群馬県へ地質調査に入る生活を送ることに。巨大なアンモナイトを見つけて興奮したり、クマの気配に怯えながら沢を歩いたり、野生の猿に追い回されたりといった体験は、今でも良い思い出です。