アラブ首長国連邦
U.A.E.
Tadao Uchiyama
内山 忠雄
2008年入社
赴任地:アブダビ(アラブ首長国連邦)
2012年6月より赴任
出張で訪れた国:ベトナム・シンガポール・アメリカ・カタール・オマーン
- 現地トリビア
- 市内の路線バスの運賃は、区間に関係なく60円程。タクシーは初乗り120円くらいで、コンパクトな市内の大抵の場所へは500円ほどで行ける。
- アブダビ唯一の7つ星ホテルのエミレーツパレスには、日本の裏千家大宗匠様から寄贈された茶室があり、UAE王族の方はとても親日でいらっしゃることも有名。
- 小売店はサービスがとても良く、きゅうり1本からでもデリバリーをしてもらえる。
- スーパーで売っている卵の賞味期限は大抵3ヵ月。
One Day
一日の仕事の流れ
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Morning
自宅から徒歩約5分のオフィスに出社(定時は7時始業)。メールでdailyの生産履歴等をチェックしたり、協力会社に委託している油層評価スタディの進捗を確認しつつ次の会議のアポを取る。前日から流していた油層シミュレーションの結果を確認し、株主/国営石油に提出する資料をまとめ、部内関係者と共有。
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Lunch Time
お昼休憩は、時間が指定されておらず、12時を過ぎた頃から、持参したお弁当を開けてデスクで食べはじめる。たまに、会社の前のシュワルマ屋にお世話になることも。年に1度ある約1ヵ月続くラマダン(断食)期間中は、国民の方の目に入らないよう、ひっそりと会議室などで飲食する。
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Afternoon
直近の坑井掘削作業時に実施した検層解析結果に関する業者からのレポートをレビュー。修正依頼箇所について連絡。今後予定している新しいフィールドサーベイの立案のために、社内にある古い資料を漁りつつ、同僚と議論しながら素案を練る。区切りがついたら退社(定時は15時終業)。
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Night
終業後は通常真っ直ぐ家に帰るが、会社帰りに同僚とバーで一杯という日もあれば、知り合い夫婦と合流し夕食会を開くことも。毎週月曜日の夜は、日本人コミュニティのバレー部(←筆者が幹事)の活動に参加。汗を流してリフレッシュできるだけでなく、良い人材交流の場となっている。
Report
現地レポート
20ヵ国からのスタッフが在籍する事務所。
年間を通じてイベントが盛りだくさん。
UAEの首都アブダビは、UAEの原油生産の大半を占めており、潤沢なオイルマネーにより、近年、著しい経済成長を遂げています。アブダビ市の一角にオフィスを構えるブンドク社は、カタールとの国境上に位置する沖合200kmの海上油田の操業をはじめて既に40年以上の歴史を持っており、現在は、UAE、カタールそれぞれの国民、およびその他の中東諸国からのムスリムスタッフ(約80名)、日本人スタッフ(約30名)、その他、インド、イギリス、エジプト、フィリピン等、20以上の国籍、総勢約160名の多国籍チームで、日々操業にあたっています(2016年3月1日現在)。
中東の人たちは、日々、face to faceのコミュニケーションを欠かしません。話題は、ビジネスの話に留まらず、プライベートなことにまでおよび、まるで家族のような絆を築こうという風土がそこにあります。
お祭り好きな国民性もあるのか、年越しのカウントダウン花火からはじまり、レッドブルエアレース、F1グランプリ、ボウリングやヨットの世界選手権、テニスやゴルフのトーナメント等、年間を通して各所でイベントが開催されています。マドンナ等、世界的なアーティストもしばしばコンサートに訪れます。気候はご想像のとおり、夏場は、日によって50度近くになり、沿岸部の市街では、湿度は100%になるので、10分も歩けば汗が滝のように出てきます。
My Days Off
私のオフ
週末は、妻とスーパーに食材の買出しに行ったりテニスコートで一緒に汗を流したりと、のんびりすることが多いです。日本人コミュニティのフットサルの練習や大会に参加したり、妻とアルアインやドバイに日帰りドライブへと出かけたり(どちらもアブダビから約1時間半)、最近オープンしたばかりのショッピングモールにある4D映画館に非日常を味わいに行くことも。アブダビでゴルフ場デビューして以来、100を切ることを目標にしているものの、目標を達成できないまま今に至ります。
※2016年3月1日現在