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貯留層・生産技術者のキャリア
Career Path

Ichiro Shikano
鹿野 一郎

1995年入社
理工学部 資源工学科 卒業

私の横顔

学生時代はお金がなく、やりたいことができませんでした。その反動か最初のボーナスでカヤックを購入。独りでキャンプをしながら川下りをするのが休日の楽しみでした。去年は夫婦で念願のトライアスロンに挑戦。短いコースですが完走でき感無量でした。今後は少し長い距離にチャレンジしていきたいので、少し本気でトレーニングしています。

Career
現在までのキャリア

※社名・部署名は当時の名称となっています

2000

入社5年目にして石油開発の現場へ。
現在の自分を支える出会いと体験に恵まれたベトナム駐在。

約半年間、ベトナム事務所へ現場研修に行きました。初めてのオペレーター事務所勤務で毎日が緊張と感動の繰り返し…何より、「やっと想像していた石油開発の世界に足を踏み入れたぞ!」と感激したのを覚えています。その後、2002年から4年間ベトナムに駐在しましたが、そこでの出会いや体験が今の自分を支える礎となっています。
現地では、生産井の管理者として24時間稼働するリグでの生産テストの監督や、生産プラットフォームに赴いて坑井データの測定などの作業に従事しました。時には数日寝ないこともありましたが、自分の作業が遅れることで数千万のお金が動くことを考えると辛くはなかったです。多くの人が携わり個々の責任は大きいですが、期待どおりに作業が終わったときの達成感は他では味わうことができないと思います。

Topic

ベトナム赴任時の上司は、私にとって恩人であり、「自分で考えて行動して経験を積む」環境を意図的に用意してくれました。もちろん戸惑いもありましたが、主体的に考えて行動することの重要性を学んだと思います。

Past 1
2008

石油開発ビジネスの厳しさを痛感。
悔しさが残ったメキシコ湾開発プロジェクト。

中東・北海と並んで世界が注目する巨大な石油開発市場であるメキシコ湾沖のプロジェクトにアサインされ、アメリカのヒューストンへ駐在しました。具体的には、買収した既生産資産の油田・ガス田のポテンシャルを見出し、再開発をすることでした。結果として期待された生産量を達成することができず、ミッションを果たすことはできませんでした。採算を維持できずにプロジェクトの売却が決まった瞬間は、未だに苦い思い出となっています。もう少しだけ、もがいてみたかった…これが本音です。
約2年の駐在で、石油開発ビジネスの難しさを改めて認識する結果となりましたが、次は必ずリベンジしてやろうという思いも新たに芽生えました。

Topic

南部アメリカのテキサス州ということで、現地は結構のんびりした感じがあります。町並みなどからカウボーイチックな文化が醸し出されていました。ローカルレストランでの現地人との交流は良い思い出。ステーキやバーベキューは味・量ともにさすがです。

Past 2
2013

石油ビジネスの本場である中東で。
歴史を守り、新たなことにも挑戦する。

石油ビジネスの本場・中東で、45年以上の操業実績のあるアブダビ鉱業所が、私の3度目の海外駐在先となりました。ここでは、過去から現在まで脈々と続く3つの油田の生産を未来へと引き継ぐために、増油のための新規掘削や休止井の再開発といった、埋蔵量を最大限回収するための様々な施策を行っています。また、新たなビジネスに挑むことも、自分に課せられたミッションだと思っています。その一つであり、まもなくはじまる新規油田の坑井掘削を成功させることが、目下の目標です。
この地での経験は、今後のサラリーマン人生に大きな影響をもたらすことになる気がしています。歴史を守り、新しいことに挑戦する…口で言うほど簡単なことではありませんが、全力で挑んでいきたいと思います。

Topic

アブダビの食事はどれも美味しく、ケバブやシュワルマをよく食べています。また、アパートからは海が近く、窓越しには(?)良い景色です。長期の休みが取れるのも魅力で、休暇を堪能してリフレッシュしています。

Now
Future

井戸の発見から生産に至る
一連の石油開発プロセスを完遂したい。

これまで、ベトナムに4年、アメリカに2年、そして現在のアブダビに2年駐在してきました。しかし、石油開発のリードタイムに照らし合わせると、実は短いスパンで異動を繰り返していることになります。難しいことですが、できることなら石油開発のプロセス(井戸の発見から生産に至る一連の流れ)を一通り完遂できるくらい、一つのプロジェクトに腰を据えてみたいと思っています。
また、今後どれだけ苦労しても構わないので、何かしら自分発の成果を残したいとも思っています。私たちのビジネスは厳しい側面もありますが、それ以上に確かな満足感・達成感を得ることができます。後々に振り返ったときに、過去の自分を笑って褒められるように、一つひとつの仕事に全力で取り組んでいきたいと思います。

Advice

あまり偉そうなことを言えるキャリアを歩んでいる訳ではありませんが、当社には様々な開発プロジェクトを経験できる環境があります。この環境は決して悪くないと言うか、オススメできると思います。

Future