ニュースリリース

2019年

2019年11月15日

ベトナム・フンドン油田の権益期間延長について

各 位

JX石油開発株式会社

 

 当社(社長:細井 裕嗣(ひろし))が100%出資する日本ベトナム石油株式会社(社長:橋本隆夫、以下「日本ベトナム石油」といいます。)は、ベトナム沖15-2鉱区においてオペレーターとして生産操業を継続しておりますが、今般、同鉱区内フンドン油田について、ベトナム政府より5年間の権益期間延長が承認されましたのでお知らせいたします。

 

 フンドン油田の権益期間は2020年4月までとなっておりましたが、当社はベトナム政府およびベトナム国営石油会社Petro Vietnamと期間延長について協議を重ね、今般、同国における長年の安定操業実績等から、2025年4月までの権益期間延長が認められたものです。

 

 なお、日本ベトナム石油が同鉱区内で操業するランドン油田の権益期間につきましても、炭化水素を利用したガスEOR(Enhanced Oil Recovery:石油増進回収)を実施するため、2013年に5年間の延長が承認され、2025年4月までとなっております。

 

 日本ベトナム石油は、1992年に15-2鉱区の権益を取得し、その後の探鉱活動により原油・コンデンセートおよび天然ガスを発見して、1998年にランドン油田で、また、2008年にはフンドン油田で、それぞれ生産を開始しました。日本ベトナム石油は、同鉱区においてランドン油田権益の46.5%、フンドン油田権益の64.5%を保有し、PVEP社(Petro Vietnamの子会社)およびフランスPerenco社と共に、これら油田の開発・生産活動を行っております。

 

 ランドン・フンドン両油田を合わせた累計生産数量(グロス)は、原油約2億3千万バレル、天然ガス3,700億立方フィートに達しております。また、本年9月には両油田において休業災害16年間ゼロの記録を達成し、安全操業を継続中です。

 

 当社は、今後ともベトナムにおいて、オペレーターとして石油・天然ガス開発事業に取り組むことにより、同国との長期的・良好な信頼関係を維持・拡大し、安定したキャッシュフローの創出とプロジェクトの価値最大化を図ってまいります。

 

以 上