ニュースリリース

2018年

2018年10月23日

マレーシア・サラワク州沖ベリルガス田の商業生産開始について

~ラヤン油ガス田に続き、天然ガスの供給体制を増強~

各  位

JX石油開発株式会社

 

 当社(社長:細井 裕嗣(ひろし))のプロジェクト会社であるJXマレーシア石油開発株式会社(社長:橋本 隆夫。以下「JXマレーシア」といいます。)は、JXマレーシアがオペレーターとして権益を保有するマレーシア・サラワク州沖SK10鉱区のベリルガス田において、2018年9月に天然ガスの商業生産を開始しましたので、お知らせいたします。
 
 ベリルガス田は、同じくSK10鉱区においてJXマレーシアがオペレーターとして生産・操業中のヘランガス田の浅部に位置しており、ベリルガス田から生産された天然ガスは、へランガス田の天然ガスとともに、海底パイプラインによりJXTGエネルギー株式会社が出資するマレーシアLNGティガ社の液化プラント(サラワク州ビンツル)に輸送され、同社で液化後、LNGとして日本国内の需要家などに販売されます。
 
 当社は、今中期経営計画において、東南アジアをはじめ当社が知見を有する地域に経営資源を優先配分することとしており、ベリルガス田の生産開始により、2017年5月に天然ガスの商業生産を開始したラヤン油ガス田に続いて、マレーシアにおける天然ガス供給体制をさらに増強することとなります。
 
 当社は、今後ともマレーシアにおいて、オペレーターとして石油・天然ガス開発事業に取り組むことにより、同国との長期的・良好な信頼関係を維持・拡大し、収益力の強化を図ってまいります。
 
以 上
 
添付資料
1.SK10鉱区およびJXマレーシア石油開発株式会社の概要
2.ベリルガス田の位置図