ニュースリリース

2018年

2018年9月26日

新潟県胎内市において森林保全ボランティア「JX中条の森づくり活動」を実施

~8年目の今回も地域の皆さんと共に活動を継続~

 当社(社長:細井 裕嗣(ひろし))は、社会貢献活動の一環として、2011年から中条油業所(所在地:新潟県胎内市、所長:新粥(しんがい) 岳彦(たかひこ))近隣の中村浜・村松浜両地区において「JX中条の森づくり活動」に取り組んでおります。本年も9月22日(土)および23日(日)の両日にわたって、苗木686本の植栽をはじめとした森林保全ボランティア活動を実施しましたのでお知らせいたします。
 
 活動には、JXTGグループ役員・社員とその家族の計78名が参加するとともに、従来同様、地元住民の皆様にもご参加いただき、2015年までに植えた苗木の生育を促すための除草作業(中村浜地区)およびクロマツの苗木の植栽作業(村松浜地区)に、参加者ひとりひとりが汗を流しました。
 
 当社はJXTGグループの中核事業会社として、JXTGグループ行動基準「環境保全」、「市民社会の発展への貢献」に即した取り組みを、今後も推進してまいります。
 
1. 実施活動の概要
(1)活動日 2018年9月22日(土)、23日(日)
(2)活動場所 JX中条の森(中村浜)およびJX中条の森II(村松浜)
(3)参加者 中村浜地区、村松浜地区の住民の皆様
当社社長を含む当社およびJXTGグループ各社の役員・社員および 家族(当社関係者計78名)
(4)活動内容 除草作業および植栽作業(クロマツの苗木686本)
 
2. 「JX中条の森づくり活動」の概要
 中条油業所が所在する地域は、冬の日本海から吹きつける風雪が厳しいため、海岸沿いには塩に強いクロマツを、砂丘地帯にはアカマツを植えて、風や塩、そして飛砂から住民の生活圏を守ってきました。しかしながら1990年代に入り、まず同油業所周辺のアカマツ林で松くい虫の被害等による荒廃が顕著に見られるようになりました。このため同油業所では、1998年から構内および周辺の松林に対して、親松から得た実生(みしょう)松(松の幼木)を植えるなど、その再生に取り組み、2004年からは社員やその家族が参加する森林保全ボランティア活動も実施して成果を上げてきました。
 
 一方、2007年頃から海岸のクロマツ林の松くい虫被害が激甚化し、ほぼ全滅してしまったことを受け、2011年からは当社のボランティア活動を発展させる形で、新潟県の支援を受けて胎内市・中村浜地区・当社との間で締結した「JX中条の森づくり活動協定書」にもとづいて「JX中条の森」を開設し、地元関係者の方々と連携しながら、これまでに約8,800本のクロマツの苗木を中村浜の1ヘクタールの区画に植栽しました。また、2016年、胎内市・村松浜地区・当社の間で新たに「JX中条の森づくり活動II協定書」を締結し、0.36ヘクタールの区画を「JX中条の森II」として、2016年に広葉樹数種類の苗木約500本を、2017年にはクロマツの苗木555本を村松浜に植栽しました。
 
 なお、この活動は、新潟県が推進する「にいがた森づくりサポート事業」にもとづいて、新潟県のサポートを受けています。
 
「JX中条の森」
(1)所在地 胎内市中村浜1-3
(2)面積 1ヘクタール(1万m2、松くい虫の被害地)
(3)活動内容 2015年までに植栽を行った区画の除草作業等
(4)期間 2016年9月から2019年3月末まで
 
「JX中条の森II」
(1)所在地 胎内市村松浜2730-2、2730-291
(2)面積 0.36ヘクタール(3,600m2、松くい虫の被害地)
(3)活動内容 広葉樹やクロマツなどの植栽作業等
(4)期間 2016年9月から2019年3月末まで
 
(ご参考)中条油業所の概要
 所在地 :新潟県胎内市村松浜1873
 事業内容:天然ガス・原油・ヨウ素の生産
 従業員数:49名(2018年9月現在)