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ＪＸ石油開発株式会社

米国8 Rivers社との包括提携協定の締結について

　

　当社（社長：細井 裕嗣）および関連事業会社JX Nippon Oil Exploration (U.S.A.) Limited（社長：友枝 城太郎）（以下、「NOEX USA」といいます。）は、環境対応型事業の拡大推進を目的として、米国8 Rivers Capital, LLC社（以下、「8 Rivers社」といいます。）との間で包括提携協定を締結いたしましたので、お知らせいたします。

　カーボンニュートラル社会の実現に際し、CO₂の回収・利用・貯留（CCUS*）技術は重要な役割を担うと考えられており、当社は、かねてよりベトナムにおけるCO₂-EORパイロットテストや、米国テキサス州において火力発電所から排出されるCO₂を有効利用するPetra Nova CCUSプロジェクトなど、複数のCCUSプロジェクトで実績を重ねてまいりました。（＊）CCUS: Carbon dioxide Capture, Utilization and Storageの略。排出される二酸化炭素を回収し、利用・貯留する技術。

　一方、8 Rivers社は、持続可能な低炭素社会の実現に注力する先駆的な企業であり、パラダイム革新と考えられるゼロカーボン発電を実現するAllam-Fetvedtサイクル技術をはじめ、水素、アンモニア関連でも独自の技術・プロセスを開発しており、これらの技術を使った革新的なプロジェクトを米国、英国、オセアニアなどで推進しております。今般の提携により両社の持つ知見・技術を融合することで、当社はカーボンニュートラル社会の実現に引き続き積極的な役割を果たしてまいります。

ＥＮＥＯＳグループは、２０４０年長期ビジョンにおけるありたい姿の一 つとして、環境負荷の低い事業を強化・拡大すると共に、環境対応型事業の強化、自社排出分のカーボンニュートラルの追求などを通じて、低炭素・循環型社会の形成に貢献することを掲げています。その取り組みの一環として、当社は、環境対応型事業の推進を行ってまいります。

オンラインセレモニーの様子

左上：（8 Rivers社）Cam Hosie CEO（左）、Damian Beauchamp President（右）、右上（当社）細井社長、左下：（NOEX USA）友枝社長、
右下：（8 Rivers社）Bill Brown Executive Chairperson

参考：8 Rivers Capital社　ホームページ　https://8rivers.com/