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安全・環境・社会貢献

環境への取り組み

CO2削減で世界に貢献

ベトナム・ランドン油田随伴ガス回収・有効利用プロジェクト

ベトナム・ランドン油田随伴ガス回収・有効利用プロジェクト

当社がオペレーターとして操業するベトナムのランドン油田において、温室効果ガスであるCO2の削減プロジェクトを推進してまいりました。
本CO2削減プロジェクトは、京都議定書のCDM(クリーン開発メカニズム)として承認された後、国連機関により正式に排出権発行が認められ、449万トンの排出権が発行されました。

プロジェクト実施前・実施後の図

クリーン開発メカニズム

日本ベトナム石油(株)(JX日鉱日石開発(株)の子会社)がオペレーターとして原油生産を行うベトナム南部沖のランドン油田では、原油生産の際に発生するガス(随伴ガス)を従来海上で焼却処分(フレア)していました。このガスを回収し、あらたに海底に敷設したパイプラインにより、国内向け燃料としてベトナム国内の発電所等に供給しています。これにより従来使用していた国内燃料を節減でき、約800万トン(年間80万トン)のCO2削減が可能となりました。

CDMおよび排出権発行について

CDM(クリーン開発メカニズム)は、京都議定書に定められた枠組です。先進国と途上国が協力して途上国の温室効果ガス(CO2など)の排出削減プロジェクトを行ない、1. CDMとしての登録審査、2. 温室効果ガスの削減実績値の確定審査において、一定の要件を満たした場合、その温室効果ガス削減分に対し、国連機関が排出権を発行します。

本プロジェクトは、 2006年2月に国連機関の承認を受け、正式にCDM(クリーン開発メカニズム)として登録されておりますが、2001年12月から2005年12月の間のCO2の削減量449万トンに対して、2008年2月に国連機関より正式に排出権発行が認められました。今後は2006年1月以降の削減量について、毎年審査を受け、順次、排出権発行の承認を得ていく予定であり、2011年までの10年間で約800万トンの排出権発行を見込んでおります。

また、当社が本プロジェクトをモデルケースとして確立したCDM方法論は、現在世界の33の随伴ガス回収・利用プロジェクトのCDM申請で使われており、CO2削減量は合計年間1,400万トンになります。これらプロジェクトはCO2削減による温暖化防止のみならず、途上国のエネルギー自給率向上にも役立っており、途上国の持続可能な発展に大きく貢献しています。